ジェットエンジン・コンプレッサー
これは、静翼と動翼から構成されるコンプレッサー内のシミュレーションで移動境界を使う典型例です。注意する点として、このシミュレーションはcmode=0(非反応性流体)で行っていますが、このモードでは非圧縮性を仮定しています。より良いシミュレーションをするためにはcmode=3(亜音速・超音速モード)を使うべきでしょう。下はシミュレーション結果のムービーです。 計算時間: 5 mins/1000...
View Article斜め衝撃波
斜め衝撃波は流れの向きを変え、流体を圧縮するするようなクサビ状の物体に超音速流体が衝突することで発生します。この衝撃波の角度及びクサビの角度は上の図(左から右への流れ)ではそれぞれ β と θ で表され、以下のような関係にあります。 ここで M はクサビに衝突する流体のマッハ数で、上記の関係は以下のグラフのようになります。 β–θ–M の関係...
View Articleチャネル流れ (高精度スキーム)
これは、レッスン1.1–1.4で取り扱う流れ場と同じですが、高精度計算手法を用いる入力ファイルになっています。これに関してはレッスン1.3に大まかに説明してあります。 計算時間: 5 mins/1000 steps 境界条件: bc.bmp 初期条件: – パラメーター: grid.txt
View Article予混合火炎伝播
これは、迷路のような領域を伝播する予混合火炎のシミュレーションです。初期速度場に速度変動を設けてあります。速度変動の大きさはランダムに決定されるため、この入力ファイルを用いても同じ結果にはなりません。一番下にシミュレーション結果のムービーがあります。 計算時間: 1 mins/1000 steps 境界条件: bc.bmp 初期条件: – パラメーター: grid.txt Temperature...
View Article翼周りの流れ(Flowsquare風洞実験)
以下の入力ファイルと同じ設定を使う事で、様々な物体周りの流れをシミュレーションすることが出来ます。以下には二つの入力ファイルがあります。どちらも翼周りの流れのシミュレーションですが、一つ目はより大きな迎角(むかえ角)、二つ目は小さめの迎角のケースです。一番下のムービーは大きな迎角のシミュレーション結果を示しています。 Computational time: 14 mins/1000 steps...
View Articleラバールノズル(超音速ノズル)
ラバールノズルは上の図のように絞りのあるチューブの形をしています(左から右への流れ)。この形状は様々な航空宇宙機器において、低速高圧の流体を超音速に加速するために用いられます。Flowsquareを使うと、このような流れ場を簡単にシミュレーションすることが出来ます。ノズルの形状は単にwikipediaの画像からコピー&ペーストしたものです。非常に簡単にセットアップ出来ます。 計算時間: 1...
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